着圧ソックスは下肢静脈瘤の予防効果なし?詳しく解説!

下肢静脈瘤が着圧ソックスで予防できると聞いたことがあるかもしれませんね。

本当に効果があるのか詳しく解説していきます。

着圧ソックスで下肢静脈瘤予防ができる理由!

下肢静脈瘤は血流の流れが悪くなることで起こります。

足のかゆみや鈍痛、疲労感といった症状が特徴です。

血管が目立つようになり足の見栄えも悪くなります。

長時間立っていると足が腫れたり、熱っぽくなるといった症状を訴える方もいます。

では、どうして血流が悪くなるのでしょうか。

心臓から出た血液は体を循環して再度心臓へ戻っていくのですが、私たちの体には重力がかかっているので足からの血液は心臓に戻りにくくなります。

足には血液が溜まりやすいのです。

男性では足の筋肉が発達しているので、筋肉がポンプとなり血液が心臓へ戻っていきます。

しかし、女性の場合は男性に比べ筋肉が太くなりにくいので、血液を心臓へ送り返すポンプが弱くなってしまいます。

そのために長時間立った姿勢でいると重力で足に溜まった血液が心臓へ戻りにくくなり、静脈瘤ができてしまいます。

そこで、静脈瘤予防に役立つのが着圧ソックスです。

着圧ソックスは様々な長さ、形などがありますが、それらは皆、圧をかけてくれます。

下肢に圧をかけることで下肢の血管にも圧をかけることができて、血流を良くすることができます。

そして、心臓へ血液が戻っていき血管のつまりが解消されます。

下肢静脈瘤予防とは?どんな病気?

下肢静脈瘤とはどのような病気なのでしょうか。

下肢では、皮膚の下を静脈が走行しているのですが、その静脈での血液の流れが悪くなって血が溜まった状態を下肢静脈瘤といいます。

女性に起こりやすく、長時間立っていると足のだるさやかゆみ、血管の怒張が目立つようになる、といった症状を示します。

足が熱くなったように感じる、という方もいます。

では、どのような時に下肢静脈瘤が生じるのでしょうか。

血液の流れが悪くなる原因としては長時間立っていることや妊娠などが挙げられます。

また、体質的に血管がもろいために静脈瘤ができやすいという方もいます。

体の深い部分にある太い血管が詰まっていて、そこから浅い部分の静脈に血液が流れてきて、静脈瘤を起こす方もいます。

このように、血流が悪くなってつまっている状態が静脈瘤なので、予防のためには血流を良くする必要があります。

長時間立っていないといけない場合は、一時間おきに軽く歩いたり屈伸をする、妊娠などで動くのが辛い時はその場で出来る軽めのストレッチをする、などが挙げられます。

歩き回ることができない場合は着圧ソックスを使って血流を良くするのも手です。

時間がある方は運動習慣をつけるのも予防には最適です。

下肢静脈瘤予防の着圧ソックス選びの注意点とは?

下肢静脈瘤予防に着圧ソックスは最適です。

しかし、使い方を間違えると悪化してしまうこともあります。

ではどのような点に気をつけて選べばいいのでしょうか。

まず大切なポイントは、圧の強さです。

圧が強く、締め付ければ締め付けるほどいいと思いがちですが、強い圧を足にかけ続けると負担がかかって、逆にむくみやすくなることもあります。

そのため、自分の足の太さやむくみやすさに応じてソックスを選ぶ必要があります。

また、つける時間帯によっても選び方は変わってきます。

夜寝るときだけつける、という場合、寝る時は血圧が下がるので圧の弱い着圧ソックスを選ぶ必要があります。

寝る時も日中同様に強い圧のソックスを履くと、血流が悪くなってしまいます。

ソックスの種類としては、つま先なしのものとつま先まで覆われているものがあります。

足が蒸れやすい、という方はつま先なしのものが、日中も使うのならつま先ありのものを選ぶといいでしょう。

ソックスに使われている素材もさまざまで、コットンのような柔らかな素材やナイロン、ドライ素材、など選択肢が多いので、自分の用途に合わせて選ぶ必要があります。

種類が豊富な着圧ソックスですが、自分がむくみやすい体質なのか、どんな時間帯に履くのか、という注意点をしっかり踏まえて自分に最適なものを選びましょう。